## GitHubのファイルダウンロード

GitHubでソフトウェア開発を行うケースが増えています。**GitHubはソースコードをホスティングするプラットフォームであり、GitHubの用語を理解することでファイルダウンロードにおいても戸惑うことなく使用することができます。**

ここでは基本的な用語を理解し、ファイルダウンロードの手順を学んでいきます。

*GitHubは、ソフトウェア開発の生産性向上を高める情報共有プラットフォームです。*アクセスの柔軟性を高めるとともにセキュリティに配慮した設計やアクセス制御が可能です。多くのツールに連携し、開発コミュニティも最大規模のエンジニア数を誇ります。

さらにスマホ版も提供されており、開発者とのコラボレーションに活用することができます。

【参考】：[GitHub: 開発者のためのプラットフォーム](https://github.co.jp/)
【参考】：[GitHub Docs: はじめに](https://docs.github.com/ja/get-started)
【参考】：[GitHub: 世界中で利用されている開発プラットフォームをポケットの中に](https://github.co.jp/mobile.html)

GitHubとは？メリットや使い方、Gitとの違いも徹底解説！

GitHubの使い方とは？初心者向けに知っておきたい用語も併せて解説！

## ファイルダウンロードに関連する用語

*ここでは、GitHubで用いる用語の中から特にファイルダウンロードに関係する部分に注力して解説します。*用語の意味を正しく理解しておかないと、ファイルダウンロードの作業が進まない場合もあります。ファイルダウンロードの実際の手順は後ほど解説しますが、その中で使用する用語をここで学んでおきましょう。

【参考】：[GitHub Docs](https://docs.github.com/ja)

*リポジトリとは、ソフトウェア開発のファイルやフォルダーの保管場所を示します。*GitHub.comに作成したリポジトリは、リモート リポジトリと呼ばれ、PCなどのコンピュータに作成したリポジトリは、ローカル リポジトリと呼ばれます。

*クローンとは、リモート リポジトリをローカルにコピーすることを指します。*codespaceと呼ばれるクラウドの開発環境にコピーを作成することもできます。クローンでは、プロジェクトのすべてのファイルやフォルダーのすべてのバージョンを対象とする完全なコピーを行います。

*プロジェクトは、作業計画や進捗を確認する全体を指し、ボードやシートを用いて管理します。*リポジトリは、ファイルやフォルダーが格納される単位ですが、プロジェクトは複数のリポジトリを束ねて管理できるように設計されています。

### バージョン管理に関する用語概要

*バージョン管理の用語は、いくつかあります。*ここで必要な用語はブランチとマージです。ブランチは分岐した作業履歴で、マージは分岐の統合です。さらにコミットで記録を保存し、レビジョン番号を付加します。関連して読み取りをプル、書き込みをプッシュと呼びます。

## GitHubのファイルダウンロード方法

ここからは、GitHubのファイルダウンロード方法を解説します。*ファイルダウンロード方法はいくつか存在し、それぞれ使用するツールに違いがあります。*GitやGitHub CLIを使用するには、事前にモジュールをダウンロードしインストールしておきます。

【参考】：[Git: Downloads](https://git-scm.com/downloads)
【参考】：[GitHub CLI のインストール](https://github.com/cli/cli#installation)

以降で解説するGitやGitHub CLI では、リポジトリのURLを利用します。*まず最初にURLの確認方法を学んでいきます。*

・*プロジェクトやリポジトリ画面の表示*
最初にGitHubにサインインし、検索ボックスから対象となるプロジェクトやリポジトリを検索します。表示されたプロジェクトやリポジトリをクリックして画面を表示し、ここで画面の右上に表示される「<> Code」ボタンをクリックします。

・*URLの入手*
「<> Code」ボタンをクリックすると、クローンの選択画面が表示されますので「HTTPS」タブに表示されるURLをコピーします。

なお、ファイルのダウンロードボタンが表示されない場合や、ダウンロードできないなどの場合は表示階層を最上部に変更すると「<> Code」ボタンが表示されますので、確認しながら進めましょう。

【参考】：[GitHub Docs: リポジトリをクローンする Windows/Web browser](https://docs.github.com/ja/repositories/creating-and-managing-repositories/cloning-a-repository?platform=windows&tool=webui)

### GitHub CLIを使用しファイルをダウンロードする

*GitHub CLI は、すべての作業を1か所で行うためにGitHubの機能をターミナルに集めたオープンソースのコマンドライン ツールです。*GitHub CLIを使用してファイルをダウンロード（クローンを作成）するには、GitHub CLIで ”repo clone” サブコマンドを使用します。

具体的には、”gh repo clone コピーしたURL” のように実行します。

【参考】：[GitHub CLI のインストール](https://github.com/cli/cli#installation)
【参考】：[GitHub CLI について](https://docs.github.com/ja/github-cli/github-cli/about-github-cli)
【参考】：[GitHub Docs: リポジトリをクローンする Windows/GitHub CLI](https://docs.github.com/ja/repositories/creating-and-managing-repositories/cloning-a-repository?platform=windows&tool=cli)

### GitHub Desktopを使用しファイルをダウンロードする

*GitHub Desktopを使用してファイルをダウンロード（クローンを作成）するには、GitHub.comに加えてGitHub Desktopへのサインインを行います。*この場合も、リポジトリのメイン画面のファイル一覧の「<> Code」を使用します。

GitHub CLIやGitではコピーしたURLを使用しますが、ここではそのポップアップ画面の中段に表示される ”Open with GitHub Desktop” をクリックし、GitHub Desktopを起動します。

GitHub Desktopでは「Clone a Repository」が表示され、ローカルフォルダを指定します。ここで「Clone」ボタンをクリックするとコピーが保存されます。GitHub Desktopの、「File」「Clone a Repository」のメニューから指定することもできます。

【参考】：[GitHub Docs: GitHub Desktopからのリポジトリのクローンとフォーク](https://docs.github.com/ja/desktop/adding-and-cloning-repositories/cloning-and-forking-repositories-from-github-desktop)
【参考】：[GitHub Docs: GitHubからのGitHub Desktopへのリポジトリのクローン方法](https://docs.github.com/ja/desktop/adding-and-cloning-repositories/cloning-a-repository-from-github-to-github-desktop)

GitHub Desktopの使い方とは？初心者にも分かりやすく手順を解説！

### Gitコマンドを使用しファイルをダウンロードする

*Gitのコマンドを使用するには、Gitの ”git clone”コマンドを用います。*”git clone” コマンドでは、ダウンロードするURLを指定します。URLは前述の手順で確認しておきます。

具体的には、 ”git clone コピーしたURL” を実行します。これによってプロジェクトのファイルがまとめてローカルにダウンロードコピーされます。

【参考】：[GitHub Docs: Git の使用](https://docs.github.com/ja/get-started/using-git)

Gitとは？GitHubとの違いやメリットをわかりやすく解説！

### Zipファイルをダウンロードする

*Zipファイルをダウンロードするには、Gitのクローンコマンドを使用する手順に従ってGitHubの画面からダウンロードを直接実行することができます。*ダウンロードは、次のように行います。

・*プロジェクトやリポジトリ画面の表示*
対象となるプロジェクトやリポジトリの検索手順はクローンコマンドの実行手順と同様で、表示されたプロジェクトやリポジトリをクリックし、画面を表示します。ここで画面の右上に表示される「<> Code」ボタンをクリックします。

・*ダウンロードの実行*
「<> Code」ボタンで表示される画面下に表示される「Download Zip」をクリックし、ローカルにZipファイルをダウンロード保存します。ダウンロードしたZipファイルは展開して利用します。

この方法は、ソースコードアーカイブのダウンロードなどで用いる手順となります。

【参考】：[GitHub Docs: ソース コード アーカイブのダウンロード](https://docs.github.com/ja/repositories/working-with-files/using-files/downloading-source-code-archives)

### GitHubから特定のファイルをダウンロードする

*GitHubの画面に表示されるファイルのみをダウンロードするには、表示ページの右側の「Raw」ボタンをクリックします。*ソースファイルが表示されたら、右クリックでメニューから「名前を付けて保存」を選択します。ファイルの保存は、任意の名称と拡張子を設定することができます。

【参考】：[GitHub Docs: ファイルの表示](https://docs.github.com/ja/repositories/working-with-files/using-files/viewing-a-file)

## GitHubのファイルダウンロードは慣れでしまえば難しくない

GitHubは、ソフトウェア開発プラットフォームとしてメジャーですが、用語を理解するなど最初の基礎的な知識が必要です。開発者のコミュニティが活発なのは利用されている証ですので、その恩恵を受ける最初のステップと位置付け学びましょう。

**結果としてGitHubのファイルダウンロードについても、慣れてしまえば難しくないことが実感できることでしょう。**

GitHubは、最大規模のコミュニティを誇るソフトウェア開発と情報共有のプラットフォームです。GitHubでは実際に開発したコードを共有したりダウンロードしたりできます。ここでは、ファイルダウンロード方法を、用語の解説とともに学んでいきます。

GitHubでは、ファイルダウンロード方法がいくつか用意されています

リポジトリのクローンを作成したり、アーカイブをダウンロードしたりすることで行います

GitHubの用語を最初に理解しておくと、ファイルダウンロードも簡単に行うことができます

GitHubのファイルダウンロード方法は？用語と手順を解説

**Docker Hubは、簡単にいうとDockerをより便利に使うためのサービスを指します。**Docker Hubはその利便性の高さからエンジニアの中でも人気が高く、開発現場でスタンダードになりつつあるプラットフォームです。

しかし、Docker HubやDockerをまだ利用したことがない方は、Docker Hubの仕組みやメリットを知らない方も多いのではないでしょうか。本記事では、DockerとDocker Hubの基本的な概要や仕組みを説明した後に、Docker Hubの使い方を詳しく解説します。

【参考】：[Docker Hub公式サイト](https://hub.docker.com/)

そもそも、Dockerとは何か気になる方も多いでしょう。**Dockerとは、コンテナ型の仮想環境を提供してくれるサービスです。**Dockerを使えば、アプリを簡単に開発・デプロイできる仕組みを提供してくれます。

ちなみにコンテナとは、アプリケーションが動作するために必要なファイルが入った箱のようなものです。このコンテナがあることで、アプリケーションはどんなコンピュータでも同じように動きます。

例えば、開発現場では、自分の作ったプログラムが開発したパソコンではうまく動くものの、他の人のパソコンでは動かないという問題はよくあります。しかし、コンテナを使うとプログラムの「動く環境」ごと移動や共有ができるため、このような問題は起きず、エンジニアの作業がずっと楽になります。

つまり、コンテナ化によりアプリケーションはシステムの他の部分から隔離されて、一貫した動作を行えるようになります。この仕組みがあると、エンジニアは開発やテスト、デプロイの作業をより簡単に行えます。

そしてDocker Hubは、コンテナイメージの保存、共有、発見のための中心的なプラットフォームを提供しています。

【参考】：[Docker 公式サイト](https://www.docker.com/ja-jp/)

Dockerとは？使いどころやメリット・デメリットについて解説！

エンジニア初心者でも分かる！Dockerコンテナの超入門！

Dockerイメージとコンテナの違いとは？作成の流れ入門

Docker Hubには複数の機能があります。**まず、Docker Hubの機能について理解した後に、具体的な仕組みについて学びましょう。**

Docker HubはDocker Hubはコンテナ化されたアプリケーションの開発、共有、実行を簡単に実行できるようにするサービスです。

Docker Hubにはリポジトリ、ビルド、Webhook、CLIなどの機能があります。それぞれの機能についてもう少し詳しくみてみましょう。

コンテナ イメージをプッシュおよびプルする場所です。ローカルで作業したプロジェクトなどをプッシュすれば、他のユーザと共有できます。

Docker Hubでは、ビルド機能が提供されていますが、自動ビルドなどの各種設定も可能です。ちなみに、Docker Hubは自動テストの設定も可能ですが、この設定がされている場合は自動テストが成功した場合のみ、ビルドが実行されます。

WebhookはDocker Hubで定義したURLへのリクエストです。この Webhookを利用すると、リポジトリでプッシュなどが行われた時に、別のサービスで特定の操作を実行できます。

Docker Hub CLIは、Docker Hubと対話的に操作できるツールです。公式サイトのドキュメントを参照すると実験中と記載されていますが、実際に使うことができます。詳しい使い方については、ドキュメントを参考にしましょう。

その他にも、Docker Hubには多くの機能があります。例えば「静的脆弱性スキャン」という機能があり、Dockerイメージに対して脆弱性を自動的に検出してくれます。脆弱性スキャンの結果には、OS、パッケージやライブラリなどに対する脆弱性の原因や、脆弱性を修正するために導入すべきバージョンなどが表示されます。

このようにDocker Hubを利用すれば、ソフトウェアの一貫性が担保されることに加え、作業効率も向上すると考えられます。*つまり、Docker Hubは開発をより安全で効率的に行ううえで、重要な役割を担っています。*

Docker Hubの最新機能や更新情報は、リリースノートのページで随時更新されます。最新情報を知りたい方は、こちらも参考にしてください。

【参考】：[Docker リリースノート](https://docs.docker.com/docker-hub/release-notes/)
【参考】：[Docker Hubのツール](https://github.com/docker/hub-tool#readme)

Docker Hubの仕組みについてもう少し深掘りしてみましょう。*まず、イメージとはアプリケーションを動かすために、必要な環境や設定が全て含まれたパッケージのようなものです。*

例えば、エンジニアが開発をする際、はじめに環境設定で各種設定を行いますが、イメージにはこれらの設定が含まれていると考えてください。開発者は自分が作ったイメージをDocker Hubにアップロードして共有し、他のユーザは必要なイメージをダウンロードして使います。

また、自動ビルド機能により、ソースコードが更新されると自動で新しいイメージが作成されます。

この機能があることで、開発者は他の人と簡単にコードを共有し、効率的に協力して作業できます。

【参考】：[Docker Hubについて](https://docs.docker.com/docker-hub/)

## Docker Hubのアカウントについて

Docker Hubの仕組みについて理解したところで、次に実際の利用方法を解説します。またDocker Hubは無料アカウントと有料アカウントがあり、サポート範囲が多少異なります。**ここでは、各アカウントの違いについて紹介します。**

*Docker Hubの無料アカウントでも、一般的なDockerコンポーネントは使用できます。*無料プランで提供されるサービスには、無制限のパブリックリポジトリ、Dockerデスクトップなどが含まれます。

また、リポジトリに関してはアカウントを作成した時点でプライベートリポジトリを1つ提供してもらえます。複数のプライベートリポジトリが必要な場合は、有料プランへ変更することをおすすめします。

【参考】：[Docker 料金について](https://www.docker.com/pricing/)
【参考】：[Dockerリポジトリについて](https://docs.docker.com/docker-hub/repos/)

### Docker Hubの有料プランについて

有料プランは、プロ・チーム・ビジネスプランという3つの料金プランがあります。*プロプランは1ユーザあたり毎月5ドル、チームプランは毎月9ドル、仕事プランは毎月24ドルかかります。*

また、それぞれのプランによってサポート範囲が異なります。有料化する場合は、それぞれの料金プランの詳細を事前に確認しましょう。

【参考】：[Docker 料金について](https://www.docker.com/pricing/)

## Docker Hubアカウントの作成方法

**では実際に、Docker Hubのアカウントを作成しましょう。**アカウントの作成方法は難しくありませんので、ぜひ一緒に作業してみましょう。

まず、Docker Hubの公式サイトに移動すると画面右上に「Sign UP」というボタンがありますので、こちらをクリックしてください。

~~【図】：Docker Hub公式サイトの画面~~

サインアップの画面が表示されたら、メールアドレスかGoogleアカウントなどと連携して、アカウントを作成しましょう。本記事では、メールアドレスでアカウントを作成します。

~~【図】：サインアップの画面~~

必要な情報を入力して「サインアップ」ボタンをクリックすると認証メールが届きますので、メールの中の認証ボタンを押しましょう。

認証ボタンを押すと、サインアップ画面に切り替わりますので、先ほど入力した情報でサインインしましょう。

サインインに成功すると、下図のような画面に切り替わります。ここまで確認できたら、アカウントの作成は完了です。

アカウント作成後、リポジトリを作成したい場合などは、ログイン直後の画面にメニューがありますので、こちらを参考に作業を続けましょう。

~~【図】：Docker Hubにログインした直後の画面~~

## Docker Hubの使い方について学ぶなら

Docker Hubのアカウント作成が完了した方は、早速Docker Hubを利用してみましょう。**Docker Hubでは、ドキュメントやマニュアルが用意されていますので、公式サイトを参照しながら作業を進めることをおすすめします。**

【参考】：[Docker Hub公式ドキュメント](https://docs.docker.com/desktop/)
【参考】：[Docker Hub公式ガイド](https://docs.docker.com/guides/get-started/)

## Docker Hubを活用して効率よく開発しよう

**Docker Hubを利用すれば、簡単に開発環境を共有したり、複数人での開発をスムーズにできたりします。**また、アカウントも無料プランがあるため、試しにアカウントを作成して使用感を確かめることも可能です。

チームでの開発効率を改善したい方や、開発現場にDocker Hubを導入しようか迷っている方は、ぜひこの機会にDocker Hubを試してみましょう。

Docker Hubは、コンテナ型の仮想環境を提供してくれるサービスです。このDocker Hubを活用すれば、より簡単に開発環境を他のユーザと共有できます。本記事ではDocker Hubの基礎知識や仕組み、アカウントの作成方法を詳しく解説します。

Docker Hubとは、コンテナ型の仮想環境を提供するサービスです

Docker Hubには無料と有料のプランがあり、提供されるリポジトリの数などが異なります

Docker Hubの利用に必要な、アカウント作成の方法が分かります

Docker Hubとは？仕組みからアカウント作成方法まで紹介

**Googleは2023年10月7日、生成AIの学習サイト「The Arcade」を発表しました。**The Arcadeでは、毎月「Google Cloud Skills Boost」のラボに基づいたゲームをプレイし、自社クラウドサービスであるGoogle Cloudの強力なAIツールを実際に体験することができます。

【参考】：[Google Cloud Blog: デベロッパーのための生成 AI: Google Cloud の新しい無料ラボ](https://cloud.google.com/blog/ja/topics/training-certifications/generative-ai-for-developers)
【参考】：[Google Cloud Blog: Generative AI for developers: New no-cost labs in Google Cloud](https://cloud.google.com/blog/topics/training-certifications/generative-ai-for-developers?hl=en)
【参考】：[The Arcade](https://go.qwiklabs.com/arcade)

*The Arcadeは、毎月新しいゲームを用いて生成AIの学習を行うゲーム学習サイトです。*「Vertex AI」や「Generative AI Studio」など、Google Cloudの強力なAIツールを実際に体験できます。

利用対象者は、開発者やクラウドの愛好家、AI／MLエンジニアなどで、プロンプトの作成などの理解を深めることができます。

【参考】：[The Arcade](https://go.qwiklabs.com/arcade)

AIエンジニアとは？AIエンジニアの概要と転職で成功するための秘策を解説

AIエンジニアは独学でなれる？効果的な勉学法と転職のコツを紹介

*Google Cloudは、Googleが提供するクラウドコンピューティングサービスです。*近年、DX（デジタル・トランスフォーメーション）の推進により業務がデジタル化され、クラウドサービスの利用が増えています。

特にAIや機械学習などは、豊富なデータに基づいて分析を行うために、データ分析やアプリケーション開発など、クラウド利用増加の要因となっています。

Googleでは、提供するクラウドサービスを拡充するとともに、クラウドデベロッパーの育成を行っています。特に成長をけん引する生成AIに関しては効率的な利用など、スキルアップの重要性が高まっており、Googleも注力しています。

【参考】：[Google Cloud](https://cloud.google.com/?hl=ja)

AIを学習させる方法とは？機械学習やディープラーニングについて解説

### 生成AIを学ぶためのGoogle提供リソース

Blogの発表ではThe Arcadeのリリースに合わせて、Googleが提供する、そのほかの学習教材についても記事中で触れています。

・*Youtube動画教材（\#LearnGenerativeAI ビデオシリーズ）*
初学の方向けに1分程度のショート動画がシリーズとして掲載されています。残念ながら英語の提供ですが、雰囲気は伝わります。

【参考】：[\#LearnGenerativeAI VIDEO SERIES](https://www.youtube.com/watch?v=PRnhC_gDIeU&list=PL590L5WQmH8eD8KCjT3sXLFnu_GuccZxX)

・*「Introduction to Generative AI」コース*
生成AIの概要を約45分で学ぶことができる無料コースです。「Google Cloud Skills Boost」のコースであり、日本語版が提供されます。生成AI（ジェネレーティブ AI）とは何か、その使い方、機械学習との違い、独自のアプリ開発に使えるGoogle Cloudツールについて学びます。

【参考】：[Introduction to Generative AI - 日本語版](https://www.cloudskillsboost.google/course_templates/536?utm_source=cgc&utm_medium=blog&utm_campaign=learngenai)

・*「Introduction to Generative AI Learning Path」学習パス*
学習パスには、先ほどの「Introduction to Generative AI」コースに加えて、さらに4つのコースが含まれています。このコースでは、生成AI（概要コース、基礎コース）、大規模言語モデル、責任ある AI、Google Cloud を使用したAIの原則の適用方法について学びます。日本語版が提供されます。

【参考】：[Introduction to Generative AI Learning Path 日本語版](https://www.cloudskillsboost.google/paths/118?utm_source=cgc&utm_medium=blog&utm_campaign=learngenai)

*The Arcadeを使うには、The Arcadeにサインアップして、アカウントを有効化しておきます。*前提として、Google Cloud Skills Boostへの登録が必要です。ゲームは、何回プレイしても料金はかかりません。

毎月新たにゲームが始まるため、飽きることなく学習を続けることができます。ゲームも入門から上級まで、いくつかのレベルが用意されています。

【参考】：[The Arcade](https://go.qwiklabs.com/arcade)
【参考】：[Google Cloud Skills Boost](https://www.cloudskillsboost.google/paths?locale=ja)

*The Arcadeはゲーム学習サイトですので、任意のゲームを開始して進めていきます。*ゲームはいつでも始めることができます。ゲームは通常、月初に始まり月末にクローズしますので、それまでにゲームを完了します。ラボやスキルバッジを終了することで、ポイントが付与されます。

ゲームの進行に行き詰ったら「Google Cloud Community」を活用してアドバイスを受けることもできます。

【参考】：[The Arcade](https://go.qwiklabs.com/arcade)
【参考】：[Google Cloud Community](https://www.googlecloudcommunity.com/gc/Learning-Forums/bd-p/cloud-learning-certification?utm_source=qwiklabs&utm_medium=lp&utm_campaign=arcade23)

### The Arcadeのポイント活用方法

*獲得できたポイントを貯めると、Google Cloudの商品と交換することができます。*帽子、マグカップ、ペンなどが登録されています。ポイントの獲得チャンスは、さらにトリビアチャレンジや、季節ごとのキャンペーンなど、いくつか用意されています。

同様に、獲得したバッジは、「Google for Developers」に登録するレジメに掲載することができます。

【参考】：[The Arcade](https://go.qwiklabs.com/arcade)
【参考】：[Google for Developers](https://developers.google.com/profile/u/108144262233354282664/dashboard)

*The Arcadeのポイント交換には、カテゴリーごとに商品のグレードが設定されています。*スタンダードは5〜10ポイント、アドバンスドは11〜15ポイント、プレミアムは16〜25ポイント、プレミアムプラスは25ポイント以上で、それぞれ交換できる商品のグレードに違いがあります。

### 「Google Cloud Skills Boost」と「The Arcade」の関係

「Google Cloud Skills Boost」とは、2021年10月7日にリリースされたGoogle Cloudの学習サービスを指します。700以上の学習リソースにオンデマンドアクセスが可能です。サイトでは、ハンズオンラボ、職種別のコース、スキルバッジ、認定資格取得コースなどが提供されています。

The Arcadeは、Google Cloud Skills Boostの仕組みを使用しています。つまり、*The Arcadeは、Google Cloud Skills Boostのエッセンスを生成AIの学習に特化させたものと考えると良いでしょう。*

【参考】：[Google Cloud Blog: Google Cloud の新たな目標: 4000 万人以上のクラウド人材育成](https://cloud.google.com/blog/ja/topics/training-certifications/google-cloud-to-train-more-than-40-million-with-cloud-skills)
【参考】：[Google Cloud Skills Boost](https://www.cloudskillsboost.google/paths?locale=ja)

## The Arcadeは生成AIの学習方法を身近にしてくれます

The Arcadeは、ゲーム学習サイトですが学べる内容は専門的です。毎月追加されるゲームコンテンツは、学習に対するモチベーションをより高めてくれるはずです。**これまで、生成AIのプロンプトの活用などとは距離を置いていた方も、ゲーム学習でより身近なものとして学習を進めることができるでしょう。**

Googleは、以前より「Google Cloud Skills Boost」という学習サイトを開設し、Google Cloudの普及と技術者育成に力を注いできました。ここでは、新たに登場した生成AIの学習サイト「The Arcade」の概要と使い方を解説します。

「The Arcade」は、Googleが提供する生成AIを学ぶためのゲーム学習サイトです

利用するには、「Google Cloud Skills Boost」に事前登録が必要です

ゲームが完了するとポイントを獲得でき、Google Cloudの商品と交換することができます

Googleが「The Arcade」を発表！ゲームによる学習方法とは？

Docker Composeとは、一言で表現するならコンテナ管理ツールです。Dockerコマンドのみでアプリケーションを実行する場合、コンテナごとにパラメータを設定したり、起動したりする必要があります。

管理するコンテナが少ない場合はそれでもよいのですが、コンテナが増えれば増えるほど、パラメータや起動・停止の手順管理が煩雑になり、ミスも増えてしまいます。

そこで登場するのが、Docker Composeです。Docker Composeを利用すると、複数のコンテナの設定やオプションをファイル単位にまとめることができます。

*1つのファイルで複数のコンテナを定義できるため、コンテナの数だけコマンドを実行する必要がなくなり、余分な作業やミスを減らすことができます。*

他にも、ファイルを流用することで、環境の複製が簡単にできたり、テスト環境の一括デプロイに活用できたり、Dockerを利用する上では必須とも言える大きなメリットがあります。

## Docker Composeをインストールする方法

それでは、早速Docker Composeをインストールしていきましょう。

### Docker Desktopの利用可否を検討

まず、Docker Desktopが利用可能か確認しましょう。Docker Desktopは、Docker Engine、Docker CLI クライアント、Docker ComposeといったDockerの主要なアプリケーションをすべて含んだパッケージで、さらにGUIによる視覚的・直感的なコンテナ管理を利用できる特徴があります。

**Docker Desktopを利用すると煩雑なインストール作業をシンプルにできるため、Docker公式でもDocker Desktopの利用を推奨しています。**Docker Desktopをインストールする場合は、Docker Composeに必要なアプリケーションがすべて含まれているため、個別にインストールする必要はありません。

【参考】：[Docker公式-Docker Desktop 概要](https://docs.docker.jp/desktop/index.html)

ただし、Docker Desktopは従業員が251人以上または年間の収益が1,000万ドル以上の規模での利用は商用利用となり、有料のサブスクリプション契約が必要です。商用規模の利用でDocker Desktopの有償契約を選択できない場合は、次から解説する手順で個別にインストールしましょう。

Docker Desktop 4.6が登場！最新版の新機能やインストール手順を解説

まず、事前準備として、Docker ComposeにはDocker自体は含まれていませんので、事前にDockerのインストールを済ませておく必要があります。

【参考】：[Docker公式-Docker のダウンロードとインストール](https://docs.docker.jp/get-started/index.html#download-and-install-docker)

また、ご使用のOSによってインストール方法が違いますので、確認しておきましょう。*Docker Composeは各種LinuxOSおよびWindows、macOSで動作します。*

Windows・Linux・MacOSのDockerインストール

### Docker Composeをインストールする

Docker Compose をインストールする方法はいくつかありますが、ここではLinux環境でDockerリポジトリから最新バージョンのDocker Composeをダウンロードしてインストールする方法について解説します。

*Dockerリポジトリとは、Docker Composeのインストールパッケージが格納されている場所のことです。*まずは、DockerリポジトリにアクセスしてDocker Composeの最新バージョンを確認して、メモしておきます。

【参考】：[Docker公式-Dockerリポジトリ](https://github.com/docker/compose/releases)

それでは、早速インストールを進めましょう。Dockerのインストールされている環境で、以下の手順でコマンドを実行してください。

```sudo curl -L https://github.com/docker/compose/releases/download/＜Docker Composeの最新バージョン＞/docker-compose-$(uname -s)-$(uname -m) -o /usr/local/bin/docker-compose```

このコマンドでは、Dockerリポジトリから最新バージョンのDocker Composeをダウンロードして、/usr/local/bin/docker-composeの配下に保存しています。

```sudo chmod +x /usr/local/bin/docker-compose```

このコマンドでは、/usr/local/bin/docker-composeの配下のファイルに実行権限を付与しています。これにより、docker-composeコマンドが実行できるようになります。

このコマンドは、インストールされているDocker Composeのバージョン情報を出力します。バージョン情報が出力されない場合はインストールできていないので、インストール手順を再度見直してみましょう。

```docker-compose version 2.14.2, build <ビルド>```

このように、最新バージョンの表示が確認できればインストールは成功です。

## Docker Composeで環境を構築する

それでは、実際にDocker Composeを使用して環境構築を実践してみましょう。*ここでいう環境構築とは、複数のコンテナを定義して起動し、コンテナ同士が通信を確立し、連携した状態にすることを指します。*

今回は例として、WordPressをDocker Composeで構築する方法について解説します。この方法は、Docker公式のクイックスタートガイドでも紹介されています。

【参考】：[Docker公式-クィックスタート: Compose と WordPress](https://docs.docker.jp/compose/wordpress.html)

### Docker Composeのプロジェクトを定義する

まずは、プロジェクト用のディレクトリを作成しましょう。名前は任意で構いませんが、ここではmy_wordpressとしておきます。

*Docker Composeを使用するには、まず「docker-compose.yml」というファイルを作成します。先ほど作成したプロジェクト用のディレクトリ配下に作成しましょう。*

### Docker-Compose.ymlにコンテナを定義

**このファイルには、Dockerイメージをビルドするために必要な情報、コンテナを起動するために必要な情報、コンテナ同士の通信で使用するDockerネットワークなどを定義します。**

       MYSQL_ROOT_PASSWORD: somewordpress

       WORDPRESS_DB_USER: wordpress

       WORDPRESS_DB_PASSWORD: wordpress

「services:」配下にコンテナ情報を定義しています。このサンプルコードでは、MySQLデータベース用の「db」と、WordPress用の「wordpress」の2つのコンテナが定義されています。

### Docker Composeでコンテナを起動するには

docker-compose.ymlファイルに定義したコンテナを起動するには、以下のコマンドを実行します。

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