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ITエンジニアの種類が多すぎてわからない?ITエンジニアの職種を紹介!
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ITエンジニアの種類が多すぎてわからない?ITエンジニアの職種を紹介!
アンドエンジニア編集部
2022.06.04
この記事でわかること
多様なITエンジニアの種類やその仕事内容がわかる
ITエンジニアの種類を知ることで自分の能力を活かしたITエンジニアを目指せる
ITエンジニアとしてステップアップするには職種への理解と継続したITへの興味が必要

ITエンジニアにはたくさんの種類があるって本当?

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ITエンジニアと一口に言っても、多くの種類があります。専門分野や扱う業務内容によって細かく分けられていますが、実はITエンジニアの種類にははっきりとした基準がありません。

会社によっては同じような仕事内容でも呼称が違ったり、職種が同じでも業務範囲が異なったりすることはよくありますし、1人のエンジニアが複数の種類のITエンジニアを兼任する場合もあります。

ITエンジニアを将来の職業として考える方はITエンジニアの職種のそれぞれがどのような内容かを知っておくことで、どんなITエンジニアを目指せば良いかが明確になります。必要とされるスキルや能力が異なりますので、自分の個性にあったITエンジニアを目指しましょう。

そもそもITエンジニアとは?

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ITエンジニアはIT(Information Technology)技術を担うエンジニアのことで、現在のIT化が進む社会では需要が高まり求人市場が拡大しています。便利なWebサービスの増加や身近な物をインターネットに繋げて活用する「IoT」(モノのインターネット)技術の浸透でITエンジニアの活躍の場はますます広がっています。

IoTとは?概要から動作の仕組み・実際の用途まで丁寧に解説!

ITエンジニアの仕事内容

ITエンジニアの仕事内容はコンピュータやソフトウェアを使って情報技術に特化したサービスを開発し、ユーザに提供したり運用したりすることです。一般的なイメージにあるプログラミングを行うことだけでなく、ユーザと開発内容について打ち合わせをしたりプロジェクト進捗を管理したりと様々な業務を行います。

ITエンジニアの年収はどれくらい?

ITやインターネット、通信関連の職種の平均年収はITは427万円となっています。ITエンジニアの種類によっても年収は大きく異なり、オープン・Web系のプロジェクトマネージャは平均年収670万円、制御・組み込みのシステムエンジニアは455万円となっています。

プロジェクトマネージャなど複数スキルや広く高いレベルの専門知識が必要とされる職種の年収が高い傾向にあります。

【参考】:職種別平均年収ランキング|求人・転職エージェントはマイナビエージェント

ITエンジニアの種類を細かく紹介

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ここではITエンジニアの種類とその特徴を説明していきます。分かりやすいように開発系、Web系、インフラ系、組み込み系、営業系・その他と大きく4つに分けて、代表的な職種を挙げて行きます。

開発系

業務システムやアプリケーションを開発するITエンジニアです。普段よく目にするのはこの開発系のITエンジニアでしょう。

1.プログラマー

プログラマーはシステムエンジニアなどが作った設計書を元にプログラムを実装(プログラミング)するITエンジニアです。プログラミング言語は数多くあり、C言語、C++、Python、Java、VB、PHP、Rubyなど、現場やユーザの要求により使う言語は異なります。

特定の言語に特化したプロフェッショナルなプログラマーもいますし、多様な言語に柔軟に対応できるマルチなプログラマーもいて、スタイルはそれぞれです。

プログラミング言語を一覧でチェック!種類別・難易度別で紹介

2.システムエンジニア(SE)

業務システムを開発するITエンジニアです。クライアント企業の業務においてITで実現したい内容を聞き取り、それを形にするために設計書を作成してプログラマーに実装を指示します。プロジェクトの進捗管理や開発した製品の品質管理なども担います。

プログラミングの知識だけでなく、コミュニケーション能力や文章力、リーダーシップなども求められます。

システムエンジニア(SE)とは?仕事内容や年収、必要スキルを解説!

3.アプリケーションエンジニア

アプリケーションエンジニアはスマートフォンのアプリやゲームなどのソフトウェア開発を行います。

クライアント企業が決まっている業務システムのアプリ側の開発を行うエンジニアもアプリケーションエンジニアと呼ぶことがありますが、多くのアプリケーションエンジニアは自分が開発したソフトウェアが一般ユーザに向けてリリースされ、評価を受けることになります。一般ユーザの反応が喜びや刺激になるという、システムエンジニアとは違うやりがいがあります。

4.テストエンジニア

完成した製品のテストを行うエンジニアです。決められたテスト仕様書に従って製品の動作を確認し、バグがないかをチェックします。ユーザに品質の良い製品を納品するために欠かせない職種です。初心者でも始めやすいITエンジニアのひとつですが、テストツールの操作などのスキルの習得が求められる場合もあります。

テストエンジニアの仕事や必要なスキル、テスターとの違いや将来性

Web系

Web系のITエンジニアはパソコンのブラウザなどで動くサービスやアプリケーションの開発を行います。

1.Webエンジニア

WebエンジニアはWeb上で動くサービスやアプリケーションを開発するエンジニアです。動画サイトやショッピングサイト、ブラウザゲームなど、Webエンジニアの活躍の場は広がりつつあります。Webエンジニアはさらにフロントエンドエンジニアとバックエンドエンジニアに分けられます。

2.フロントエンドエンジニア

Webの画面や操作関連など、Webサービスの中でユーザの目に見えて触れる部分の開発を担当します。HTMLやJavaScript、PHPや、ワードプレスなどの各種CMSを使用します。

3.バックエンドエンジニア

Webサービスの中でもユーザの購入処理やデータベースへのアクセス、取引処理など、ユーザの目に見えない部分の動作を担当します。PHPやJavaなどのサーバーサイドのプログラミング言語やデータベースの操作を行うSQLなどを使用します。

フロントエンドエンジニアとバックエンドエンジニアを詳しく解説!

インフラ系

インフラ(インフラストラクチャー)とはIT技術を支える基盤を意味し、インフラ系ITエンジニアはITサービスの提供に欠かせない土台の構築を担っています。

1.ネットワークエンジニア

クライアントの要求に応じてネットワークの構成を検討・設計し、ネットワーク機器や回線の選定を行って最適なネットワークを構築します。運用開始後にはネットワークの保守も担い、障害発生時の対応や復旧なども行います。

2.サーバーエンジニア

IT技術を支える多くの種類のサーバの設計や管理・運用・保守を行うエンジニアです。Webサーバー、メールサーバー、データベースサーバー、FTPサーバーをはじめとした様々なサーバの種類があり、広く深い知識が要求されます。

3.データベースエンジニア

ショッピングサイトなどで企業が入手した顧客情報などはデータベースに保管され、企業の資産として活用されます。このデータベースを構築し、運用・保守を行うのがデータベースエンジニアです。データベース処理を分析・最適化して、システムが最大限の性能を発揮できるように調整を行います。

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組み込み系・営業系・その他

他にも機械に組み込むプログラムを担当するエンベデッドエンジニアやセールスエンジニアなど、担当範囲や開発形態などにより様々なITエンジニアが活躍しています。

1.エンベデッドエンジニア(組み込みエンジニア)

スマートフォンや家電製品、自動車など身近な機器に組み込まれるプログラムを開発するITエンジニアです。他のITエンジニアに比べて、開発により実際のモノが動く制御を行う喜びを味わえるのが特徴です。近年はIoT(モノのインターネット)化が進んでいることから需要が高く、将来性に期待ができる職種でもあります。

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2.セールスエンジニア

ITエンジニアと営業の両方を担う職種です。営業がユーザにシステム導入を提案するとき、技術領域の専門的な内容を理解していないとメリットや具体的な開発案を提示することができません。そこでセールスエンジニアはITエンジニアとしての知識を用いてユーザにわかりやすく説明して提案するという役割を担います。

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3.ブリッジエンジニア

近年は海外のエンジニアに開発の協力を要請する「オフショア開発」が盛んになっています。そこで、海外の発注先と発注元の国内開発チームの橋渡しをする役割としてブリッジエンジニアが活躍します。

海外と国内を結ぶシステムエンジニアとしてプロジェクトを統括するため、海外の発注先とのコミュニケーションができる外国語の能力が必須です。

4.プロジェクトマネージャー

エンジニアをマネジメントすることを役割とした職種です、経験を積んだシステムエンジニアからのキャリアアップが多く見られます。プロジェクトの責任者であり、リソースの調達や予算・人員の管理などを行います。ITへの深い理解と多くの現場経験、高いマネジメント能力やコミュニケーション能力が必要です。

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ITエンジニアを目指す上で大切なこと

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ITエンジニアになるために、未経験からITエンジニアを目指す上で大切なことや、ITエンジニアとしてどのようにキャリアアップを目指すかを解説します。

プログラマやテストエンジニアを目指すと良い

ITエンジニアは高い専門性が必要とされ、インターネットなどの情報では「ITエンジニアはやめとけ」という意見も見られます。難易度が高いと言われてはいますが、未経験からITエンジニアになっている方もいます。

まずはプログラマやテストエンジニアを目指し、その後に他の職種にステップアップするのに必要な知識や経験を得ていくことをおすすめします。

勉強し続けてITに興味を持ち続けること

ITエンジニアに必要とされるのは、何と言ってもITに関する好奇心、向学心です。常に新しい技術が登場する業界なので、ITに興味を持ち勉強を続けることがキャリアアップにつながります。

未経験からITエンジニアを目指すなら

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ここまでITエンジニアの種類について説明してきました。様々な職種があってすべてを把握するのは難しいかもしれませんが、どんな種類があるのかを知っておくことで自分の目指すITエンジニアが見えてきます。

しかし、実際に転職先や就職先を探すとき、1人では自分の力を発揮でき、将来のキャリアアップに繋がる職種がどれなのか迷う場合が多いでしょう。

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